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動物好きのながべ&Geneがオススメする台湾マンガとは、アイデアの生み出し方も語る(イベントレポート)_cameron norrie

HolaSports2024-11-15 01:45:50【探検する】4人已围观

简介「たっぷり台湾!コミックマルシェ 日本&台湾漫画家コラボトークショー」より。大きなサイズで見る全9件)東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中の「たっぷり台湾!コミックマルシェ」展示コーナーの様子。[拡大 cameron norrie$word}

「たっぷり台湾!動物コミックマルシェ 日本&台湾漫画家コラボトークショー」より。好き

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東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中の「たっぷり台湾!コミックマルシェ」展示コーナーの様子。台湾

東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中の「たっぷり台湾!生みコミックマルシェ」展示コーナーの様子。出し[拡大]

東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中の「たっぷり台湾!コミックマルシェ」展示コーナーの様子。動物

東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中の「たっぷり台湾!好きコミックマルシェ」展示コーナーの様子。のながべ&Geneがオススメするマンガとはアイデアのイベントレポート[拡大]

今回のトークショーは、台湾東京・ジュンク堂書店池袋本店、生みブックファースト新宿店、出し埼玉・明文堂書店TSUTAYAレイクタウンで開催中のイベント「たっぷり台湾!語るcameron norrieコミックマルシェ」の一環として行われたもの。動物「たっぷり台湾!コミックマルシェ」では台湾のマンガやグルメが楽しめるほか、Gene、HOM(ホーム)、筆頭(ペンポイント)がイベントのために描き下ろしたイラストなどが展示される。またダ・ヴィンチWebでは11月30日までの期間、特集ページを展開中だ。

東京・ジュンク堂書店池袋本店で開催中の「たっぷり台湾!コミックマルシェ」展示コーナーの様子。

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「とつくにの少女」や獣人を主人公に据えたボーイズラブ作品「モノトーン・ブルー」「EAT」を手がけるながべと、元警察官と犬が織りなすハートフルコメディ「いぬとおまわりさん」を日・台同時連載しているGene。“多言語台湾漫画サイト”「Taiwan Comic City」の中で気になる作品を問われると、GeneはPETER MANN(ピーター・マン)「動物だらけの出版社に就職したニンゲンちゃん」を挙げ、「私は動物が大好きなんですが、ながべ先生も絶対動物が大好きだろうと思っていて。2人のファンであれば皆さんもそうなはず。こちらの作品にはたくさんの動物たちが出ているので、オススメしたいです」と述べる。それを聞いたながべは「お察しの通り、僕も好きだなと思いました」と返しながら、「動物をわかっている人が描いている目をしていて、それだけでも信憑性が高いと感じましたし、見た目だけではなく人間のちょっとした会話に生まれる違和感……自然だけど不気味に見える絶妙なバランスがこの作品には取り込まれていて好きですね。僕の作品にも親和性があると思ったので、そういう意味でもオススメです」とその理由について説明した。

Geneのアーティスト写真。

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2人とも絵がうまいが、どうやって洗練させたのかと尋ねられるとGeneは、「実は(元々マンガの)絵が専門ではなくて、連載が始まって描きながら成長して今の絵があると思っています。もし1つでも絵を気にいっていただけたなら、それはもう本当にありがたいです」と話す。ながべは「絵を描くのが好きで、SNSのほうには趣味の絵を載せているんですけど、僕の場合は無理のない範囲で気になったことや動物を絵という形で残せたらいいなと思っていて。結局絵って、自分が万全な状態でないと描けないことが多いと思うので、いっぱい寝てご飯を食べて『あ、今日健康だ』ってなったときに描くとすごく調子がいいんですよ。メンタルの部分は切り離せないと思っています」と答えた。

ながべ

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続いて、キャラクターをカッコよく、かわいく描くために工夫していることは何かという質問が飛ぶ。Geneは「キャラクターのかわいさは表面的なものではなく、もっと深層的なものであると考えています。キャラクターのやり取りを自分でイメージして描いてみて、自然な流れになるほうを選んでいます」と返答。ながべは「シルエットを大事に、黒抜きでキャラクターを描く」と言い、「シルエットが特徴的であれば、どんなにポーズが崩れてもキャラクターの見た目って大きく変化しないのかなと思っていて。そこにカッコいい、かわいい要素を足したいとなったときに、カッコいいって服装のことなのか、それとも目の大きさのことなのか。どんどん解析していって、シルエットの内部に足していくというやり方をしています」と、絵へのアプローチを明かした。

ながべ

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作品を描くためのアイデアは一体どう生み出されているのか。そう聞かれたGeneは「基本的に日常生活から取り入れています。台湾では『疲れすぎて犬みたい』という言葉があるんですが、それを聞いて『いや、台湾の犬のほうがよっぽど人間より疲れていない』と思ったんですね。その発想から、どれだけ楽な生活を送っているかを描きたいとなり『いぬとおまわりさん』は生まれました」と、作品の裏話に触れる。ながべは「動物の写真集や図鑑、生態が書いてある本を読んだり、ネットサーフィンしてよさげな写真を探したりして、動物の特殊な生態の意味について考えます。たとえば猫は青色がよく見えるけど、ほかの色は見えにくい。そういった面白いと思ったものをネタとしてストックしていて、思いついたアイデアとストックしていたネタを組み合わせてマンガにするということをよくやっていますね」と、「モノトーン・ブルー」の誕生にまつわる話を語った。

今後の展開について尋ねられるとGeneは、「『いぬとおまわりさん』は、初めて日本の出版社と一緒に作り出した作品。無事連載が終わることと単行本の発行を楽しみにしています」と笑顔。ながべは「こういったイベントに招待していただいたり、マンガを描かせていただいているのはリブレさんのおかげだったりするので、ぜひまた新しいBL作品を描きたいなと試行中です。折角ならいろんなことをやりたいので、台湾に旅行に行くなど、アイデアを吸収して作品に活かせたら。ご期待ください」と新作への意欲を見せた。

イベントの後半では、来場者からの質問コーナーを展開。影響を受けた作家・アーティストについて問われると、日本のマンガに育てられたというGeneは、「たくさんいるんですけど、(荒川弘先生の)『ハガレン』(「鋼の錬金術師」)に影響を受けたと思っています。何年後でも感動が忘れられない。自分でもこういった作品を描けたらなと思っていて。憧れがある作品です」と思いを伝える。ながべは「ずっと尊敬しているエドワード・ゴーリーと『ムーミン』の作者のトーベ・ヤンソンですね。2人とも共通して白と黒で描いているんですけど、僕はそのペンタッチが好きで、その表現が自分のものになればいいなと模写したりして。僕の絵のルーツにもなっています」と述懐した。

最後には、Gene、ながべがトークショーのために描き下ろした色紙を来場者に抽選でにプレゼント。Geneの色紙には「いぬとおまわりさん」に登場する桃と店長、ながべの色紙には「2人が美味しいものを食べていたらうれしい」という思いから描いたという、「モノトーン・ブルー」のアオイとハチの姿が収められた。色紙はそれぞれ当選者に手渡しで贈呈され、イベントは盛況な中幕を閉じた。

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